ポップレビュー

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ポップレビュー Archive 020

上品だけどどこかやんちゃな塩所属、吉村美令奈さん。花マクロは突き詰めるほど難しくて、しっかり絵作りとゴールを脳内構築してから臨まないと、「結果的に撮れた」になっちゃいます。花だからこそ作れるマクロ宇宙観の入り口は広く大きいのですが、続けるほど狭くなっていく難儀な世界でもあります。とはいえ、絵画も写真も、花そのものの美しさの裏に擬似的、官能的な世界観がやはり軸でしょうか。アップしていただいた4点は結構完成度が高いと思いました。コメントにあったオキーフの方向だともうすこしメリハリを作ってもありかなと。例えばこの写真。Y基調の官能的な写真(これはこれで好き)ですが、手前と奥

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